外壁の種類

  1. モルタル壁
  2. サイディング
  3. コンクリート打ちっぱなし
  4. タイル
  5. レンガ
  6. ALC(軽量気泡コンクリート)
※耐は耐久性を表しております。

1 モルタル壁

(耐30年以上)
昔からありふれる外壁の1つであるモルタル壁です。木造住宅に金網を張り付けそこにモルタルを塗っていきます。そしてそのモルタルが乾いたら、画像のようなパターン模様をつけていきます。《ヘッドカット》
この壁はシーリングがほとんど施工されません。なので揺れに対応できる壁ではないので地震には比較的弱いです。なので、クラックといった亀裂が生まれやすい外壁ですね。
ですが、塗料も進化してきているのでしっかりと塗装すればそのひび割れにも対応するした塗装が可能になります。
そして耐久性も30年以上と書きましたが、自分は今まで塗装経験からするとモルタル壁の家が長持ちしてるお宅しか見たことありません。なので、定期的メンテナンスをすればかなりオススメの外壁だと言えるでしょう。



2 窯業系サイディング

(耐20年以上)
現代では主流になっている壁になります。サイディングの特徴は軽い、じょうぶ、デザインが豊富な所があげられるのでは無いでしょうか?洋風な家でお洒落です。タイルの模様もうまく表現されています。そしてモルタル壁では弱かったひび割れには強い住宅になっております。理由は張り付けたサイディングボートの間にシーリングがやってあるからです。シーリングが地震などの揺れを吸収してくれるため壁にはひび割れが生じにくいと言うのがその原理です。ですが、モルタル壁とは違い、壁自体が劣化を始めると猛スピードで弱って行きます。窯業系サイディングの場合、セメントに「繊維質原料」を加えます。恐らくその繊維質が水分を吸う事による、そりや、爆裂、腐食などします。なので、窯業系サイディングも定期的メンテナンスはしっかりとやる必要があります。特にサイディングの切り口である側面が弱いのでその部分が水分を吸わないように工事する事がもっとも大切な作業になりますね。

3 コンクリート打ちっぱなし

(耐40年以上)
戸建て住宅ではあまりないタイプの壁になりますね。コンクリート打ちっぱなしは建築物の仕上げの一種である。現場打ちコンクリートの上に塗装・タイル・石張りなどの仕上げ工程をやらずに、型枠を外した直後のそのままのむき出し状態のコンクリートで仕上げとする外壁です。見た目も独特なデザインが好まれたりします。コンクリートはアルカリ性の為、鉄を錆びにくくする性質があります。
なので、錆びに強く日差しにも強いです。ですが、こちらもアルカリが酸性化することによりボロボロになっていきます。なので、その専用の塗り材などもあるのでそう言うものでメンテナンスをしていきます。《ランデックスコード》

4 タイル

(耐40年以上)
タイルの壁はよくマンションにありますね。
タイルの原料は、乾燥した粉末状の土を高圧プレス機でつくりタイルに色を付けるための釉薬(ゆうやく)を表面に吹き付けます。
そかてその釉薬が馴染んできたら1000度以上もある釜でおよそ20時間焼きます。
焼く時の温度と焼く時間はタイルの種類によって異なります。
特徴は、タイルは水分も含まず劣化もしずらい点があげられます。ですが、下地不良による浮きや剥がれなどが最近よく目立っており、それが落ちてくる恐怖と戦わなくては行けません。なので基本的にメンテナンスフリーなのですが、10年に一度の現状調査はした方が良いですね。タイル自体の耐久性は高価ですが、はかり知れません。


5 レンガ

(耐50年以上)
レンガは三匹のこぶたにも出てくるのと同じでかなりの耐久性があると言えます。
レンガも粘土を焼いて成型するので耐熱に優れており、暖炉などにも使われます。そして断熱材効果も高いですね。レンガはもともと海外で火事が多い町でどうやったら火事にならないだろうと言う事から始まったとか何かで読んだことがあります。なので非常に耐火に優れているので火事などの時は安心出来ると言えますね。実は私はもし、お金に余裕があればこのレンガは一押しなのですが、金額的に現実的ではないため我慢しております。

6 ALC(軽量気泡コンクリート)

(耐30年以上)
軽量された気泡の入ってるコンクリートつまり、軽石のような物になります。こちらはじっさいは分厚く重い素材なのですが質量的には軽い部類になります。そして内部に気泡があるので断熱性にも優れ、コンクリートなので耐火性も兼ね揃えてます。さらにサイディングのように組み立ててシーリングで塞ぐので揺れにも強いです。ですが、湿気に弱いので湿気があるとその場所からふやけてぼそぼそになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?住宅には少なからずこれだけの外壁の種類があります。外壁の種類によってメリットデメリットがありますがそれは人それぞれ十人十色の感性があるので是非とも参考程度に探してみてはいかがでしょうか?耐久性なのか?耐火性なのか?それとも安くてそれなりに耐久性がほしいのか?私も施工側なのではっきりとした具体的な話は出来ないのですが少しでもお力になれたら幸いです。

ひび太郎の住宅塗装仮ノート

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