塗料の種類や効能


ここでは塗料についてお話をしていきたいと思います。塗料は様々なメーカーさんやグレード、特性などがあり塗料を選ぶだけでも一苦労です。なので大まかに塗料の事についてお話していきたいと思います。


まずは塗料と言ってもプロ用と家庭用と2つに分けられると思います。

プロ用とは


プロが仕事で使っている専門塗料です。これは基本的には塗料販売店などに売っていたり一部は塗料専門会社が扱う塗料を差別化して認定された塗装業者のみ扱う事が出来る塗料などを言います。私ら塗装業者はそんな中で良い塗料を常に吟味しております。そして、お客様の家に合った塗料を塗らせて頂いております。金額は家庭用の塗料に比べ高額にはなりますが内容成分が全く違うので当然と言えます。

民間用

民間用の塗料は安価でホームセンターなどに売っております。私本人は塗装業をやっているものでホームセンターの塗料は使いませんが、お客様がご自分で塗った物を塗り替える事は良くあります。やはり、耐久性も無く、すぐに粉っぽくなる印象があります、そしてその塗料の上に塗替えをする時に溶剤系塗料を使うと縮れたりする事が良くあります。なので塗る際は後々を考えて使う事を私はオススメします。

塗る場所ごとに違う塗料

住宅塗装で使う塗料は色々あります。大きく分けて、外壁、屋根、防水この3つが主に選
択する塗料になってきます。その他に、雨樋や水切り、雨戸など鉄部や付帯部(外壁に備え付けられてる物)を塗装する塗料も別にあります。
これは、塗料により内容成分が違うので適した場所に適した塗料を塗る必要があるので分けています。

例えば屋根だと直射日光がもろに当たるのと屋根裏が暑いから

→遮熱塗料

  • 遮熱効果と言う内容成分を活かす
と言うのが考えられます。なので、その適した場所にどんな成分を求めるかによって塗料は決まってくるのでしっかりとそこも考えた方が良いですね♪

水性と油性

何が違うのか?といいますと、水性タイプは水で希釈(薄める)出来る塗材です。油性はシンナー系うすめ液で希釈出来る塗材です。
単刀直入に言うと水性と油性だと油性の方が耐久性が良くなっております。ですが、油性の方はシンナー臭が有ったり周囲環境に悪影響を与えるなどデメリットもあります。

樹脂の種類

樹脂=塗材の成分

樹脂と言うのも塗材の選ぶポイントになります。
アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機
おおよそ上記の6つに分けられます。耐久性についてはこちらをお読み下さい。
(塗材の耐久性について)
そして、塗料は各メーカーごとに似た製品を出しており、内容はほぼ変わらないと思ってください。(車と同じです。)ですが、個人的には無名のメーカーだけは信頼性が欠けるためやめておいた方が無難だと思っております。

塗料の性能

塗料の性能を分けると、防水性、撥水性、防カビ性、遮熱性、防音、防火、艶、耐久性、耐候性などその他にも様々な効力があります。
この効力は(塗料の効果)をお読み頂くと分かりやすいかと思います。
(塗料の効果)
塗料の種類はたくさんありますが、お客様の住宅の壁に合う塗材を是非とも見つけて下さい。

色の種類

そしてまだあります、塗料には色の種類も豊富です。お客様の家に合う色、好きな色、周辺環境に応じた色など考える事が沢山ありますね。
ここでは割愛しますが(色の決め方)こちらを参考にしてください。
そして色の他に、艶の有り無しも選択出来ます。

艶あり艶消し

塗料には光沢度もあります。明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)と光沢(ツヤ)です。
このツヤはピカピカなのか?マッドなのか?…と言うものです。基本的に艶を消す為にはつや消し材と言う物を入れます。簡単に言うと表面に凹凸を出すことにより影を作り出し艶を消していきます。なので、つや消し材を入れると耐久性は悪くなると言われております。
なので私はこだわりが無ければ艶ありを勧めております。詳しくは(艶の話)こちらからどうぞ。


塗る場所と塗料との相性


そして最後に塗る場所と塗料との相性です。素材との相性は塗る物が木なのかコンクリートなのかモルタルに吹付けしてあるのかサイディングなのか色々あるかと思います。ここで失敗すると今まで考えて来たことが台無しになってしまうのでこちらもしっかりと頭に入れておくと良いですね♪(素材との相性)

まとめ

いかがだったでしょうか?塗料の種類と効能について少しだけお話させて頂きました。塗料にはこう言った主成分の違いにより効果は変わってくるのでしっかりと、どう言う効果があってどこに塗ったら良いなどを明確にして、メーカーのサイトなどで調べて見る事をオススメします。こちらでは出来るだけ不変(劣化しない情報)の内容を記載したいので割愛します。

ひび太郎の住宅塗装仮ノート

こちらのサイトは一級塗装技能士ひび太郎のメインホームページを作る際に一時的に保管するノートです。なので、まとまりが無かったり流れ書きになってはしまいますがご了承下さい。内部の情報はあくまでもひび太郎個人の見解であり主観なので参考程度にお読み下さい。

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